【金融工学】 休学中大学生の投資日記

金融工学に基づいたノウハウで日々のトレードしている様子を投稿します!

重要ラインを見極める

 為替取引に限らず株式取引などでもそうだが、市場で行っている取引関係者が意識している重要なライン(値)を把握しておくことが取引をするうえで重要である。短期で取引を行うハイローでもこれらのラインを知っているうえで取引を行うことで、勝率を上げることができるのだ。今回はそんな重要ラインの見極め方や、重要ラインをめぐる取引方法について解説していく。

 

重要ラインをめぐるよくある動き

 重要なラインというのは端的に言うと注文が分厚くたまっているレートのことだ。例えば売り注文が厚くたまっているレートはちょっとした買いがはいってレートが上げて来ても、たくさん溜まっている売り注文が買い注文によって消化されるだけで簡単には抜くことができない。このレートを抜くためには、溜まっている全ての売り注文を超える数量の買い注文が必要となる。

 逆にこの溜まっている売り注文を抜くだけのレートの上げがあるということは、それだけ買いの勢いが強いということなのだ。売りがたまっている重要なラインを抜くと一気にレートが上がることが良くある。これは重要ラインを背中に逆張り勢が一定の値を超えるとあきらめて手仕舞いすることにより、勢いがつくからである。図で示すと次のようなイメージである。

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 重要なラインというのは、その重要度(たまっている注文量)や買いの勢いによって異なってくるが、イメージとしては抜けるよりも跳ね返される確率のほうが高い。特に重要度の高いラインだと何度も何度も同じレートで跳ね返されるというようなこともある。

 ハイローをやるうえでは値幅は関係なくどちらに動くかの確率が重要になって来る。そのため、重要ラインを使って逆張りをするというのが、ハイローをやるうえで最もポピュラーなやり方と言える。ただし、何かの理由があって勢いが出ているときにこの考え方で逆張りをすると負けてしまう。勢いの強さを判別するには勢いが出やすい時間帯や、リアルタイムで注目されているニュースを意識しておくことをオススメする。

 

天井と底を使って重要ラインを見極める

 さて、重要ラインをめぐる動きを利用するためには、重要ラインがどこにあるかを見極める必要がある。市場で取引を行っている人はこの重要なラインを見極めるために、チャートを使ってテクニカル分析をしているのだ(友人もそうである)。色々な考え方があるが、資金ベースで多数派が使っているテクニカルが一番有効に機能しやすい、と僕は考えている。そのため、時間帯によって市場参加者が変わってくる(特に短期の)為替取引においては、時間帯ごとに機能しやすいテクニカル指標も変わってくるということがある。したがって、自分が取引する時間をできるだけ一定にして、その時間の動きによく効くテクニカル分析を身につけることをおすすめする。

 前置きが長くなったが、ここでは最も基本的となるチャートを使った重要ラインの見極め方を紹介する。このサイトでは相場の波というのを強調しているが、波には天井と底が必ず存在している。この天井と底というのは、相場の流れが一度跳ね返された場所であるので、結果的に重要なラインである可能性が高い。重要なラインであるということは、今後もまた同じ場所で跳ね返される可能性が高いということになるのだ。また、同じ場所で何度も跳ね返っているというレートは、より重要度が高い可能性がある。チャートを見て天井と底を見つけ近いレートが天井や底になっている場合は、そのレートはより重要と言えるだろう。

 ちなみに、この分析は長い時間足でも短い時間足でも有効であるが、長い時間足のほうがより確度は高くなってくる。短い足で見極めた重要ラインはあっさり抜かれる可能性が高いのだ。そのため、短期で取引をする場合にも長い足を使うというのは重要になる。(重要ラインを見極めるためだけでなく、大きな流れをつかむのにも有効。)


短期の重要ラインと長い足でのトレンドを常に意識する

 重要ラインを見極めることによって、常に現在の上値の抵抗ラインと下値支持ラインが明確に見えてくるはずだ。そして、そのどちらを破ってくる可能性が高いのか、というのをより長い足のトレンドから把握していく。長い足でのトレンドに逆らわず、短期の重要ラインを使って逆張りをしていく、というのがひとつの戦略としては分かりやすい。

 今回は天井と底から重要ラインを見極める方法を説明したが、移動平均一目均衡表ボリンジャーバンドといったテクニカルはこの重要ラインを見極めるために使うものである。自分(の取引時間)に合ったテクニカルを見極め、それを極めていけば勝率は自ずと上がっていくのではないだろうか。

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レンジ取引での小技

今回は先ほどの記事に関連して、ヨコヨコの展開のレンジ取引で使える小技を紹介したいと思う。簡単に言うと両建ての手法で、トレンドが発生しておらずほとんどヨコヨコの状態、取引も閑散としており値動きが少ないときに使える方法である。

 

両建てでリスクが大きく軽減

 両建てとは「買い」と「売る」といった逆のポジションを同時に持つことである。ハイローにおいて両建てをするというのは、HIGHの予想とLOWの予想を同時に持つことを指す。ハイローで同じ判定時間の取引で、うまい具合に両建てのポジションを取れるとリスクをかなり減らし、リターンを倍増させることができるのだ。

 例えばレンジの動きをするなかで、レンジ上限近くでLOWを、レンジ下限近くでHIGHを入れることができた場合、判定時間に相場がレンジを大きく抜けることがなければ、一気に2勝することができ2倍の利益を獲得することができる。そして、判定時間にレンジを抜けてしまったとしても、2つ持っているポジションのうちどちらか一方は勝っているため1勝1敗ということになり、損失もかなり少なくなる

 ハイローにおいて両建てはかなり有効な手法である。

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ヨコヨコのレンジのときが両建てチャンス

 このようにうまく両建てポジションが取れると、リスクを抑えることができリターンを倍増させることができるため、かなりオイシイ。ただし、いつでも両建てが使えるというわけでもなく両建てには向いている相場と向いていない相場がある

 例えば、トレンドが発生しており一方方向に動く相場の場合はうまく両建てポジションを持ったとしても、片一方は負ける可能性がかなり高くなってしまう。両建てに向いているのはトレンドが発生していないレンジ内で動くヨコヨコの相場になる。そして、同一判定時間までにレンジの上限と下限にタッチしないと両建てポジションは持てないため、比較的相場の波のサイクルが短い取引が閑散とした時間帯のほうがチャンスは多いと言える。時間帯による相場の特徴を理解しておくと両建てをしやすい相場がいつ来やすいか読むことができるようになる。時間帯別相場の動きの特徴は、以下を参考にしてほしい。

iijyan141-high-low.hatenablog.jp


両建てもあるということを頭に入れておく

 うまく両建てをすることができるとオイシイという説明をしたが、それほど両建てに適したチャンスが頻繁に来るわけではない。そのため、両建てばかりを狙って取引をすると、せっかく相場を監視しているのに取引ができずに終わってしまうということが多くなる。両建てはチャンスが訪れれば迷いなく実行すべきであるが、そればかりを狙うのは取引機会が少なくなるという意味で好ましくない。

 両建てというやり方もあるのか、というくらいに頭の片隅に置いておくというのが1番だろう。また、両建て狙いの場合は、相場が閑散になりやすいときを狙って相場監視をするなど、ある程度戦略を持っていく必要がある。上手に使えば有効な手法であるので、ぜひ実践してみてほしい。

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初心者でも簡単!レンジ取引

トレンドが発生している状態とトレンドが発生していない状態ではどちらがハイローでは取引しやすいだろうか。人それぞれ好みがあるので絶対とは言えないが、トレンドが発生していないレンジ状態でも取引がしやすいのがハイローの特徴である。FXではトレンドが発生していないと値幅が取れないため取引がやりにくいのと違い、ハイローではトレンドが発生していなくても利益を伸ばせる。今回は初心者でも簡単にできる、トレンドが発生していない時にハイローで勝つための手法を紹介したいと思う。

 

トレンド発生していないことを見極める

 まずはトレンドが発生しているかどうかを見極めることが大事である。トレンドが発生しているときにトレンドが発生していないときの手法を使うと大変なことになるかもしれないからだ。見極める方法としてはいくつかあるが、まず始めに僕自身、見るのが分かりやすかったボリンジャーバンドの広がり方を紹介する。チャートでボリンジャーバンドのテクニカルを使用して、5分足(短時間ハイローのとき。何分足を適用するかは判定時間までのスパンにより変わってくる)でボリンジャーバンドが広がっているときはトレンドが発生する可能性が高くなってくる。狭まっているときはトレンドが発生していない可能性が高い。

 また、ボリンジャーバンドのミドルが一方方向に傾き続けていないことも確認する。一方方向に傾いている場合はジリジリと動くトレンドが発生している可能性が高くなる。

 次に、時間帯をチェックをしよう。市場参加者が変わるタイミングや何かイベントがある際にはトレンドが発生しやすくなってくる。時間帯の特徴をつかんで、トレンドが発生しやすい時間帯でないことを確認しておく。時間帯の特徴については前記事を参考にしてほしい。

iijyan141-high-low.hatenablog.jp


レンジを見極めて取引をする

 トレンドが発生していないと判断したら次はレンジを確認する。トレンドが発生してないときはレートはヨコヨコに動くので、上がれば下がる、下がれば上がるを繰り返し、一定のレンジの範囲内で動くことが多くなる。そのレンジを見極めることができれば、勝率の高い取引ができるようになる。

 レンジを見極めるために、過去のレートの動きを長めに見てみる。ハイロー業者提供のTickチャートだけでは限界があるため、ローソク足チャートが見れるサービスを使い5分足などで長めにレートの動きを確認し、どの範囲内で動いているか確認する。

 レンジを見極めることができたら、レンジの上限近くではLOWを、レンジの下限近くではHIGHを注文するということを繰り返していく。これだけで、トレンドが発生していないヨコヨコのレートではかなりの勝率が出せるはずだ。場合によっては両建てすることも可能なのだ。


注意点はレンジを抜けたらすぐあきらめること

 トレンドが発生していない状態はいつかは終わる。この手法を使うときに気をつける必要があるのは、ンジを抜けたらこの手法をすぐにあきらめることである。トレンドが発生し始めているのにこの目線で取引を続けると、トレンド発生状態で逆張りをすることになり、勝率はどうしても低くなってしまう。


タイミングを待つことが大事

 こういった相場は狙って出てくるものではない。こういった相場に出くわしたときに見極めて逃さないことが大事になるのだ。比較的相場が閑散として取引が活発ではないようなときにヨコヨコ相場は訪れやすいため、「もしかしたらくるかも」というくらいの気持ちで頭の片隅においておくと良いだろう。そして、この相場が来るとかなりの取引量を出せ、勝率も高いため非常にオイシイ状況なのである。

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時間帯別相場の動き

ハイローに限らず、FXなどの為替取引をやるうえでも、頭に入れておくと役に立つのが時間帯による為替の動きである。「為替は時間帯によって動き方が違う」ということを、耳にしたことがある人も多いのではないだろうか。ハイローをやるうえではトレンドを判断することが重要だが、こういったトレンドが変わる可能性がある時間を知っておくことで、有利に取引をできることがある。

 

為替(ドル円目線)に関する重要な時間の一覧

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 基本的に為替に限らず相場は、買いたいと思う人が多ければ上がり、売りたいと思う人が多ければ下がっていく。そのため、市場参加者が変わると買いたいと思う人と売りたいと思う人のバランスが崩れ、大きく動きだすことがある

 また、大きな節目のイベントがあるときは、その節目に向かって上がるだろうと予想する人と下がるだろうと予想する人が仕掛けてが交錯し相場の動きが激しくなるのだ。こういったトレンドが発生しやすい時間帯には安易な逆張りは危険なので注意して欲しい。

 こういったトレンドが発生したかどうかを見極める際に、どういう時間帯なのかを知っておくと便利である。それでは、節目の時間帯を下にまとめて。(重要度はドル円目線です。)

時間 重要度 内容 説明
9:00 ★★★ 東京株式市場前場
オープン
日本の株式市場が始まる時間。この時間から株式の売買が始まり、それに伴う為替取引も活発になる。そのため、9時以降のしばらくは上下に激しく動くことが多くなる。
9:55 ★★★ 仲値公示 この時間に当日の為替取引のレートが決まる。そのため、この時間に実需筋の注文(輸入に関連したドル買いが多い)が活発になる。また、この時間を過ぎるとそれまでの動きの反動が起きることがある。
10:30 上海株式市場
オープン
中国の株式市場の動き。普段はあまり気にすることはないが、中国発の経済リスクが意識される場合など、株式市場が大きく下げるきっかけになることがある。
11:30 ★★ 東京株式市場前場
クローズ
日本の株式市場の午前の取引が終わる時間。午前の取引を手仕舞いを注文が集中し、為替レートも引っ張られて動くことがある。
12:30 ★★ 東京株式市場後場
オープン
日本の株式市場の午後の取引が始まる時間。この時間からは外国人投資家の参加も多くなり、新しいトレンドが生まれることがある。
15:00 ★★ 東京株式市場後場
クローズ
日本の株式市場が終わる時間。取引を手仕舞いする注文が集中し、為替レートもそれに引っ張られて動くことがある。
16:00
(夏時間)
17:00
(冬時間)
★★★ 欧州株式市場
オープン
ドイツフランス為替市場オープン
ヨーロッパの株式市場が始まる時間。また、ドイツ・フランスの為替市場も開くため取引参加者が増え大きく動き出すことがある。
16:30 ★★ 東京先物市場ナイトセッションオープン 日本の先物取引の夜間立会が始まる時間。先物にからむ注文が集中するため為替が引っ張られて動くことがある。また、先物に仕掛け的な動きが生じた場合、為替も一方方向に動き出すことがある。
17:00
(夏時間)
18:00
(冬時間)
★★ ロンドン為替市場
オープン
ロンドンの為替市場が開くため取引参加者が増え大きく動き出すことがある。
22:30
(夏時間)
23:30
(冬時間)
★★★ ニューヨーク株式
市場オープン
アメリカの株式市場が始まる時間。それに伴う為替取引も活発になる。特に、ドル主導で相場が動き出す時間帯である。
23:00
(夏時間)
24:00
(冬時間)
★★★ ニューヨーク為替
市場オープン
ニューヨークカット
通貨オプションの執行価額が決まる時間。オプションの設定価額における主に投機筋の取引が活発となり、レートが激しく動く。時間を過ぎるとそれまでの取引の反動が出ることがある。
24:00
(夏時間)
25:00
(冬時間)
★★★ ロンドン
フィキシング
金などの現物取引が盛んなロンドン市場で金のスポット価格が決められる時間。この価格は市場で重要な指標とされるため、この時間を目指して取引が活発となる傾向がある。その影響もあり、特にドルを中心に為替相場が動くことがある。
24:30
(夏時間)
25:30
(冬時間)
ヨーロッパ株式市場クローズ ヨーロッパの株式市場が終わる時間。取引の手仕舞い注文が集中し、為替レートもそれに引っ張られて動くことがある。
27:00 東京先物市場ナイトセッションクローズ 日本の先物取引の夜間立会いが終わる時間。先物にからむ手仕舞い注文が集中するため為替が引っ張られて動くことがある。
29:00
(夏時間)
30:00
(冬時間)
★★ ニューヨーク株式
市場クローズ
アメリカの株式市場が終わる時間。取引の手仕舞い注文が集中し、為替レートもそれに引っ張られて動くことがある。

※アメリカ・ヨーロッパでは夏時間には1時間時計を進め、冬時間は1時間時計を戻す。そのため、日本時間で見たときに夏時間のときと冬時間のときでは1時間ずれてくる。冬時間から夏時間への移行は3月中旬頃、夏時間から冬時間への移行は11月上旬頃に行われる。


経済指標の発表でも大きく動く

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 ハイローをやる上で規則的な動きをしているときは予想がしやすいが、突発的な動きを予想するのは難しくなる。前述の時間帯も、規則的な動きの流れが変わりやすい節目として説明した。

 これ以外にも突発的な動きをするものがあり、それが経済指標の発表である。大きな指標であれば、その発表に向かって市場全体が大きなトレンドを作っていることもあるため、それを欠かすことはできない。

 経済指標は色々なものがあるので、この記事内で網羅することはできないが、以下のサイトなどでどのような経済指標が発表される予定なのかを事前に確認することができる。まずは重要度の高い指標をおさえて、それにともなう相場の動きのクセを見極めるようにしていくと良いだろう。

jp.investing.com

 

活発に動くときはハイローは避けるべきか

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 結論から言うと活発に動く時間帯でも取引は可能である。逆によく動く分、レートが極端に偏りやすいためエントリーはしやすいかもしれない。

 ただ、逆張りメインでエントリーする人はこの時間帯に連敗したのであれば、注意したほうが良いだろう。連敗の原因がトレンドの発生である可能性があり、そのままエントリーし続ければさらに連敗が重なることがあるため。

 慣れてくれば、これらの節目をうまく利用できるようになってくるはずだ。意識しながらレートを見ていると思わぬ発見があるかもしれない。

 ちなみに、ハイローオーストラリアをやるのであれば、活発に動く時間帯はスプレッドハイローをやるべきである。スプレッドハイローは通常1.8のペイアウト率が2.0になる取引だ。

 その代わりに、エントリー値と判定値に値幅(スプレッド)が用意されている。しかし、相場が活発にうごく時はスプレッドはあまり影響してこない。スプレッドハイローは時間帯によってはとてもお得な取引であるため、ぜひチェックしてみて欲しい。

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逆張りと順張り

相場の世界において最も単純にエントリー方法を分類すると逆張り」と「順張り」に分けらる。これらの基本的な使い方と、ハイローにおいてどのような局面でそれぞれを使っていくべきかについて解説していく。

 

逆張り、順張りとは

 逆張りとは相場が上げているときに売って下げているときに買うという流れに逆らったエントリーをする方法のことである。逆に順張りとは相場が上げているときには流れに乗って買い、相場が下げているときには流れに乗って売るというエントリー方法だ。これらはどちらが正しくてどちらが間違っているというものではなく、相場や取引によって使い分けていくものである。

 これは結構人によって好みが分かれるものであるため、ハイローをやる上では自分が入りやすいエントリー方法を選んでいくと良い。そのうえで(特に短期のハイローについて)どういうスタイルで取引していくほうが勝率が上がるのかについて考えていく。

 

トレンド発生時は順張り、レンジ時は逆張りが基本

 短期のハイローをやるうえで、相場にトレンドが発生している場合、順張りをするのと逆張りをするのではどちらのほうが勝率が高いだろうか?これはもちろん、トレンドに乗って順張りの考え方でエントリーしていったほうが勝率は高くなってくる。しかし、ここで大事なのは相場の波には色々な周期がある故に、トレンドにも色々な周期があることを理解しておくことだ。そして、ハイローの判定時間の長さに合ったトレンドにおいて順張りをしていくことが大事になってくる。

 たとえば、5分ごとに判定時間が到来するハイローをやっている場合に、5分周期で上げと下げが来る小さい波と60分周期にジワジワと上げる大きな波が混じった相場の場合、5分周期の波に乗って順張りをしてもすぐにトレンドは変わるため勝率は高くならないだろう。トレンドに乗るならば60分周期の波に乗って、順張りの買いをしたほうが良いのだ。そのうえで、5分周期で下げきったタイミングで入ることができると、さらに勝率は上がる。このように、ハイローの判定時間の長さに比べて長めの周期のトレンドには乗って、短い周期のトレンドには逆張りをしていくというのが、ハイローでは一番オーソドックスな戦略になってくる。

 逆に大きな波のトレンドが発生していないような場合はどうしたら良いだろうか。トレンドが発生していないというのは、上がっては戻り下がっては戻りという状態だ。この場合は値がすぐに戻るのですから逆張りをしていったほうが勝率は高くなる。こういった状態をレンジといいますが、トレンド発生時とレンジのときでは戦略は変えたほうがいいということになる。


大事なのは相場の現在の状況を見極める力

 ハイローでは相場の状況によってエントリー戦略を変えていく必要がある。つまり勝率を上げる上で大事になってくるのは、今現在がトレンド発生しているのかレンジなのかというのを見極める力である。そのためには日ごろからチャートを見ておく、波を見極めるというところが大事になってくる。

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【特ダネ!】 ハイロー軍資金を簡単に手に入れる方法を紹介

 ハイローには興味があるけれど、失敗するのが怖くてなかなか一歩を踏み出せないという人も多いかと思う。実際、自分もかなり疑っており、失敗前提でハイローオーストラリアを始めた。そんな僕は、もちろん身銭をきることはしない。本来自分のものではないお金つまり臨時収入をつぎ込んだ。「臨時収入なんて、手に入ることが稀だ!」なんて怒りの声が今にも聞こえてきそうだが、落ち着いて聞いてほしい。僕は、ある方法で10万円ぐらいをサクッと稼いで、臨時収入という名の軍資金を得た。「あれのことでしょ、もうやっている」という人はもうできないが、「ピンと来ない、知らないな」という人はやらないともったいない

<少しだけ前置き>ハイローの資金効率について

前置き

 本題のハイロー軍資金を貯める方法の紹介の前に、少しだけ前置きをさせてほしい。ハイローの資金効率について、少し知っておいていただきたいからだ。(「興味ない」という人は、この章は飛ばして次の章から読んでも構わない)

 実は、ハイローの資金効率というのは、めちゃくちゃ高い。簡単に言うと、ハイリスクでハイリターンである。例えば、10万円の資金があれば、わりと簡単に倍の20万円にすることができるのだ。その代わり、失敗してしまうと0円になることもある。倍になったりゼロになったり、1日でこのぐらいの増減をさせることが可能である。(もちろん、加減によって増減を抑えることもできる)

 FXなんかに比べると、こういった資金効率の度合いは10倍ぐらいあるのではないかと、個人的な感覚ではあるが思っている。もちろんそれはメリットもあればデメリットもある。ただ、少ない資金から短時間で大きく増やしたい場合には、ハイリスク・ハイリターンのほうが向いているのは間違いない。

 さて、ここで本題に絡んでくるのだが、今回伝授する貯め方だけでは、パッと貯められるのはせいぜい10万円程度であろう。状況によるため何とも言えないが、この金額から増やそうと思うと、FXだとぜんぜん物足りない金額なのだ。しかし、ハイローであればこのぐらいの軍資金からでも、十分に大きく増やすことができる

 ハイローの10万円を運用するのは、資金効率が10倍と考えると、FXで100万円を運用するのに匹敵する損益を出せる。そういう意味では、今回伝授する方法で軍資金を稼ぐことは、単なる小金稼ぎをやるのとはちょっと違う、と言ってもいいと考えている。

 

<本題>ハイロー軍資金を簡単に貯める方法

以上を踏まえて、本題に入っていこうと思う。誰でもできる、いたってシンプルな方法だ。以下の「ハピタス」というサイトを使って、軍資金を貯める。

日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス

 簡単に言ってしまえば、いわゆるポイントサイトだ。何かのサービスに会員登録したり、このサイトからショッピングをしたりすることで、ポイントをもらうことができ、そのポイントは現金化することができる、というものである。

 「面倒くさいな」と思った人もいるかもしれないが、そういう人にこそおすすめである。おそらくまだ使っていないはずなので、たくさんの額を稼げる可能性が高いからだ。例えば、FX口座をここ経由で1つ開設するだけで、1万円~2万円のポイントがもらえたりする。(時期によって付与ポイントは変動する)

 ただ、こういうおいしいものは1回限りしかできない。つまり、すでにやったことがあるという人は残念ではあるが、もうすることができない。逆に、今まで興味なかったという人は、少ない労力でおいしく稼げる可能性が高いのだ。それでは、どのようにハピタスで稼げるのか、次の章で具体的に説明したいと思う。

ハピタスで効率よく稼ぐ方法を紹介

 ここでは楽に大きく稼げるというものを中心に、ピックアップしていく。あくまで費用対効果が大事であるため、楽な作業で大きく稼げるものから紹介していく。(たくさん作業してコツコツ貯めることもできるが、大変なものは除外する。)

1.FX口座の開設+少しの取引

 ハイローを始めたいという人なら、まずこれを一番におすすめする。開設にかかる時間は数分から長くても数十分だろう。その作業をして、決められた量の取引をすれば、約1万円以上のポイントをもらうことができる。

 ちなみに、注意点はだいたいのところが取引もしないといけないということ。どれだけの取引量が必要かは必ずチェックしよう。あまりたくさんの取引が必要ということになると、作業時間が長くなって非効率だ。だいたい10万通貨、10Lot以下でもらえるところがおすすめである。

 現時点(2017年9月2日現在)では、例えば以下のところがおすすめだ。タイミングによって条件が変わることも多いため、必ず、サイト先で条件は確認してほしい。

FX口座 もらえる金額 条件
DMM.com証券
(DMMFX)
1万8,000円 ・初回一括5万円入金
・新規1lot以上取引
外為ジャパンFX 1万5,000円 ・初回入金5万円以上
・新規1lot以上取引
SBI FXトレード 1万2,000円 ・1万円以上入金
・1通貨以上取引

 上の3つだけで、4万5,000円稼げるのだ。しかも、取引の条件が非常に楽なので、負担はかなり少ない。ちなみに、この3つ以外にもたくさんあるので、ここまで取引の条件が楽ではないが、FX口座関連だけで10万円近く稼ぐことも可能である。ただ、負担の大きさは経験値にもよるので、為替がまったくの初めての人は、まずは上の3つ(取引の条件が少ないもの)だけが良いだろう。

 ハイローで相場に慣れて、ある程度資金も増やせたら、将来的にはFXもやってみたくなる可能性はけっこう高い。今のうちにFX口座を作っておいて損はないので、どうせ口座を作るなら、ポイントをもらいつつ作るほうが良いだろう。 また、FX口座を開設すると、相場の情報なんかも手軽に手に入ったり、無料セミナーが受けられたり、様々な恩恵を受けることができる。

2.クレジットカード発行

 もう1つおすすめなのが、クレジットカード発行だ。1枚発行するだけで、数千円~約5,000円のポイントがもらえる。とりあえず、ハイロー入金用に1枚カードを作っておくのがおすすめだ。毎日、入金→トレード→出金とやっていると、意外とけっこうな金額を使うことになる。今のカードの利用可能枠は、すぐに使い切ってしまうかもしれないのだ。

 ちなみに、入金した金額については、もちろんクレジットカードのポイントがつくので、そういう意味でもちょっとお得である。(ただ、それ目的だけでノートレードのまま入出金を繰り返すと、口座凍結されるので注意が必要だ!)

3.普段の買い物をハピタス経由で

 ハピタスを経由し、様々なショッピングサイトで買い物をすることができる。これによって、だいたい1%ぐらいが多いが、ポイントを稼ぐことができる。ネットショッピングは必ずハピタス経由にすると、意外とポイントがたまる。

例えば、月10万円ネットショッピングしていると、年間12,000円貯まる。必要なものはだいたいネットで買えるので(しかも安い)、これは僕のおすすめである。また、パソコン・家電など、価格の高いものを買うと1回の買い物でも多くのポイントがもらえる。

 大事なのは、ポイントをもらうために買い物をするのではなく、普段している買い物をいかにハピタス経由でやるかということなのだ。無駄な買い物が増えたら本末転倒なのはいうまでもない笑。慣れたら、節約もできてポイントも貯まって、非常に効率的だ。

これだけでハイローは十分できる!

スタートライン

 以上が、ハピタスで簡単に稼ぐ基本的なところだ。ちなみに、最初に紹介したFX口座3つとクレジットカード1枚で、すぐに5万円分は貯めることができるだろう。FX口座でもう少しがんばれば、さらに数万円~5万円ぐらいはすぐに稼げる。それに加えて、3つ目のハピタス経由ショッピングをやることで、時間はかかってしまうが、ほとんど労力なくさらに稼ぐことができる。

 このぐらいの金額があれば、ハイローではとりあえず不足感はない。また、あまり労力なく手に入ったお金(臨時収入)であるため、「負けてしまってもいい」とまでは言わなくとも、ある程度割り切れるお金である。とくに初めての人がやる場合は、こういうお金で挑戦できたほうが良いだろう。そのうえで、うまくいった場合には、十分満足いくリターンも得ることができる。

 長くなってしまったが、以上のように、ハピタスを使うのはかなりおすすめである。ぜひ有効活用して楽に軍資金を稼ぎ、気持ちに余裕を持ってハイローに挑戦してもらいたい。ハピタスで稼いでみようという方は、以下のリンクから簡単に登録可能だ。

日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス
 

<追加>さらにハピタスで稼ぐ方法を紹介

 前の章では、多くの人が稼げると思われるものを紹介したが、ここからは、特定の人が稼げそうなもの、ちょっと少額だけど楽しく稼げそうなものをいくつか追加で紹介する。

追加1.ビデオサービスを無料お試し!
 
 ハイローなどをやっていると、自分に合った相場になるまで待つ必要があることもある。そうなった時に、ちょっとした気分転換をしたい時ってあるのではないか。(ないかな?笑)下手に相場ばかり見ているよりも、ちょっと気を紛らわすことも大事であり、そういう時にビデオサービスはおすすめだ。ハピタスからはhuluとU-NEXTの1ヶ月無料が登録できて、ポイントも貰える。ポイント的には大したことないが、有効に楽しめるためおすすめしたい。

追加2.保険・引っ越しの見積もりや相談

 保険・引っ越しの見積もりをするだけで、1,000円以上もらうことができる。保険については、無料面談なども加えると、5,000円近くもらえる。ただ、もちろん、面談に行けば勧誘される。したがって、「今日は話を聞きに来ただけですので」とちゃんと断らなければならない。これがしんどい人には向いてないかもしれない。。。

 もし、「ちょうど自動車保険の見積もりやりたかった」とか、「保険見直したいん」という人がいれば、ハピタス経由でやったほうが間違いなくお得である。保険の無料相談は大量にあるため、これら複数をやれば、保険の相談に加え、数万円稼ぐことも可能である。

ハピタスで軍資金を貯めて、ハイローで大きく増やす

 やっぱりできるだけリスクを減らしてやる方が、ハイローは気楽にトレードができる。ハピタスで稼いだお金でトライすれば、それだけトレードはかなり有利に進めることができる。「ハピタス→ハイロー」というのは黄金ルートだと考えているので、おすすめしたいやり方だ。

 今回紹介した以外にも、ハピタスにはいろんな稼げるところがある。自分でもサイトを見て調べてみると、おもしろい発見があると思う。まずはFX口座から始めて、その後も末永く利用できるはずだ。ということで、軍資金を簡単に稼ごぎたい人は、是非ともハピタスを利用してみてもらいたい。登録はもちろん無料で、以下からできる。

 

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相場の波を理解する

 ハイローをやるうえで相場やチャートの基本的なことを抑えておく必要がある。ただ、短期ハイローではこれから上がるか下がるか、あるいは、どこで流れが変わるか、どこで勢いが増すかといったことを判別できれば良いため、FXや株式よりも単純な相場の読み方でも十分である。ここでは短期ハイローに必要と思われる相場の知識を説明していく。 

相場の値動きを見るチャートの種類

 相場の動きを確認するにはチャートを見る必要がある。ハイローで使うチャートは「Tickチャート」と「ローソク足チャート」を用意すると良いだろう。

 Tickチャートとは為替の取引が成立するごとに成立値段をチャートに表示していくチャートである。ハイロー業者の取引ページに使われているのは通常これになっており、全ての細かい動きが見れるという特徴がある。あまり、細かい動きばかりに目がいってしまうと、流れを読み間違ってしまうというマイナス面もある。

Tickチャート

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 次に、ローソク足チャートは日本で最も使われている代表的なチャートだ。値動きをローソクのような線で表現していることからローソク足と呼ばれている。一定の時間の値動きを一本のローソク足で表現しているが、その時間の長さにより1分足、5分足、1時間足というように種類が分かれている。このチャートはハイロー業者の取引ページには用意されていないこともあるため、その場合はFX業者で口座開設してFX業者のチャートを利用したり、MT4といったフリーのチャートソフトを使用すると良いだろう。Tickチャートはどうしても短時間のみの値動きしか見えないため、ローソク足で長期間の値動きを見ることでTickチャートの弱点を補完するためにもローソク足のチャートは必須と言える。


相場はなぜ動くか

 最も基本で最も大事なことだが、相場は買うという注文(の金額)が多ければ上がり、逆に売るという注文(の金額)が多ければ下がっていく。そして値段が上がって買い注文が減り売り注文が増えていくと、バランスが逆転するとまた値段が下がっていく。こういったことの繰り返しで相場は動くというのが大雑把なイメージで良い。これをチャートにあらわすと上がっては下がり、下がっては上がりの繰り返しで、波のような状態になるのが通常の流れと言える。

 相場においてこの波は1種類しかないのではなく、様々なサイクルの波が存在する。例えば1ヶ月単位で動く波や、もっと細かく1時間単位で動いたり、もっと短い波では5分単位で動くようなこともある。これは、市場に参加しているトレーダーが1ヶ月単位で取引をする長期視点のトレーダーから、5分単位で取引をする短期視点のトレーダーまで、様々なトレーダーがいるためにこういったことが起こるとも考えられる。相場の波は、このような様々な種類の波が合成されてできていっているのだ。

波の合成

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 一般的に短い波のほうが予測不能な動き(ノイズ)が混じりやすいと言われている。ちょっとした大口の注文で急に短期の流れが変わったりすることもあり、そういった値動きまで波で予測するのは不可能なのだ。そのため、短期のハイローで勝率を上げるのには限界があると言える。また、相場が混乱しているときなど売り買いが交錯して短期的に全くランダムな動きを見せることもある。こういったときには予測するのは難しい故に、取引は控えておくのが賢明であろう。


ハイローをやるうえで重要な波は?

 ハイローをやるうえでは相場の波のうち短い波の重要度が高い。短期の波をしっかり押さえたうえで、長めの波も頭に入れておくようにするとよいだろう。僕の友人の場合は、Tickチャートとローソクの5分足を常に表示しておき、ローソクの1時間足、4時間足、日足も定期的に確認して、常に頭に入れているようだ。5分足で短い波をおさえ、Tickチャートでエントリータイミングをうかがう、そして、より長い足でもっと長い波の状況も頭に入れておくというような形である。人それぞれのやり方がある部分なので、自分が相場を見やすい方法を色々と試してほしい。

 ちなみに、簡単に言ってしまえば波は上がるトレンドが続いて頂点を迎え、その後下がるトレンドが続くという形で構成される。上がっているトレンドのときはハイローではHIGHを選択したほうが勝率が高いし、逆に下がるトレンドではLOWを選択したほうが勝率が高くなる。波を読むことで今が上げトレンドなのか、下げトレンドなのか見極めることができるようになると勝率を上げていくことができるようになってくる。

 また、短い波と長い波とを比べると、長い波のほうが力強いのが通常である。つまり、長い波のトレンドで上げている途中で、短い波のトレンドで下げているような局面では、短い波の下げトレンドが先に終わって、結局、長い波のトレンドに従い上げていくという形になっていくことが多い。そのため、短い波のほうが短期的な値動きを予想するのには大事だが長い波も押さえることによって、短い波の転換点の予測に利用できたりと有用な面も多くある。この長い波の使い方をマスターしていくことで相場全体の予想もできてくるため、長い波を見ることを意識すると相場観の上達も早くなるようだ。

チャートに慣れることが大事

 始めの頃は誰しもが短い波を見極めるので精一杯だと思う。しかし、慣れてくると段々と長い波も見えてくるようになってくる。そして長い波が見えてきたら、リアルタイムの経済ニュースと照らし合わすようにしてみると良いようだ。すると、なぜここでこんな大きな波が発生したのか、という理由も見えてきたりと色々な発見があるのかもしれない。ニュースとチャートの動きの関係が見えてくると、経済の知識もついてくるなど、相場がより面白くなってくるのではないか。

 まずは始めはチャートに慣れること。日ごろからチャートを見ることで徐々に相場に慣れていってほしい。 

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